このレビューはネタバレを含みます
ディストピアからユートピアへの再築というアプローチ。
グレン・クローズと子役の演技に頼りきり。茶番な脚本に失笑を禁じ得ない。
主題は悪くないのに、上記の点から映画に入り込めない。
『ゾンビ』にはある程度固定観念が形成されているので、異種系を出すなら序盤にナレーションを入れて、世界観説明を入れた方が得策のように思う。設定の後だしジャンケンは今更感。
メラニーへの感情移入を優先させる作りにしたかったのかもしれないが、その点でも不発。手榴弾も不発。
重厚な雰囲気とそれなりに知名度ある役者をぶちこんでるのに肩透かし感が否めない。