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ワンダー 君は太陽のlily0x0のネタバレレビュー・内容・結末

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

Tジョイ系列1100円のチケットの期限が迫ってたので、品川で観よーと思ってたら仕事で間に合わず、、
急遽ブルクへ(^.^)
正直劇場で観るのはぎりぎりまでとても迷いました、、
嗚咽、声が抑えられなかったらどうしようという、大号泣すること前提の大きな不安!笑
始まってすぐにじわじわと泣けてきて途中でえーーーんって声をあげて泣きたくなったけど、なんとか声って我慢できるものだね!笑
泣かせてやるぞーって作り手側の意図はすごい分かるので、そういうのに気づいて狙いすぎって冷めたりする人もいるのかもしれないんですけど、今回は思う存分それに乗っかってやろうって気持ちで観ました!!笑

この映画のすごいところ、ヒットしている理由は、観る人みんなが誰かに共感できるところだと思う。
オギーにだけ焦点を当てていないところがいい。
彼に共感できる人ってみんなじゃないと思うし。
始めはオギーサイドからの物語が始まり、途中でヴィアやジャックの視点でも描かれています。
それぞれに焦点を当てて生き方が描かれることで、オギーだけかわいそうとか変な同情も生まれない。
それぞれが形は違うけど、悩みや傷みを抱えて生きていて、みんなに共感できる部分がある。
個人的にはヴィア、ミランダのところで学生時代のこととか思い出したり胸がぎゅってなりました、、
ヴィアのおばあちゃんとのエピソードはかなりやばかったなあ、、、反則!!

役者陣についてはみんなよかった!
roomのときも思ったのですが、やっぱりジェイコブくんがかわいすぎて、あの笑顔だけできゅんきゅんして泣けました、、
声も可愛すぎる。
演技はもちろんすばらしくて、自然な演技に引き込まれっぱなしでした。
親友を見つけるのは難しいみたいなこと言ってたけど、だからこそ、かけがえのない存在になるのだと思ったし、広く浅くじゃなくて数少なくても親友を大切にしたいなと私は思いました。
そしてそして、オギーの姉、両親みんないい演技でしたが、特にジュリアロバーツはさすがだなと思いました。
最後受賞時にオギーを抱きしめるときの母としての表情が印象的でした。
オギーのことで大変なんだけど、ヴィアと2人での休日で、ミランダとのことを話した時に、よくあることだよーキャンディいっぱい食べるといいのよーてふざけながらも励ましたくだりとか、ミュージカル観たあとに、ヴィアの幼き日の誕生日を思い出してたりとか、ヴィアへの愛情もちゃんと伝わってきました。母は偉大だなあ。
オーウェンウィルソンのパパも最高!
彼ら夫婦のあり方もよかった!

お涙ちょうだいなのかもしれないけど、わたしはそこらの邦画の明らかに狙ってるようないやらしさは感じず笑、純粋に心が温まるいい映画を観れたなあという感想です。
人は人に支えられて生きているんだなということを改めて感じて、家族や親友にありがとうって会って言いたくなりました。
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