序盤、お母さんがオギーを学校に送り出す場面から号泣...。こんなに泣いた映画は初めてかもしれません。
ただの綺麗事 / 泣かせにくる感動物語ではなく、登場人物一人一人の優しさが観客である私達までをも包み込んでくれるような、安らぎにも似た温かな感情と涙が溢れてくる作品です。
チャプターごとにオギーの家族や友達 一人一人の視点で物語が描かれているから、それぞれの人生を生きる彼らが、皆オギーという点で交わり、癒され、勇気をもらう様子がよく分かります。
もちろんオギー本人も悩み苦しむのですが、そんな時はその友達や家族がそばにいて支えてくれるのです。
支えあい、愛し合う勇気と優しさに満ちた幸せな映画でした。