【強さとは何かなっていう事を描いたファミリームービー】
しばらくレビューが停滞してしまいましたが観てきました!
DVDで!!
いや、本当にこの作品大好きです。
レビュー書こうと思ってたんですけど、内容を思い返すだけで涙が出てきてしまって…
それくらい個人的には感動した作品です。
主人公は遺伝的な問題で奇病を患ってしまったオギーで
オギーは出生から顔の筋肉だか皮膚だか、とにかく異常があって見た目がちょっと違うんです。
家庭学習で大切に育てられてきたオギーですが、そろそろ学校に行ってみないか。という話になります。
通学を決めるオギーですが、もちろん易く想像出来るように、偏見的、差別的な視線に彼は苦しむことになるのです。
そんな扱いにも明るく耐えようとするオギーのお話ではあるんですが
その周りの家族のお話でもあり
友人のお話でもあります。
それぞれがそれぞれの視点で実は物語があって実はこんなことを考えていたんだね。ってそういう話です。
書いててそろそろちょっとうるうるしてきましたので急ぎます←
イケメンすぎる校長先生と学校の格言の授業にもございますが
この映画の教訓は
『見てるものが全てではない』ということです。
オギーは見た目は奇妙かもしれません。
しかし秀才で明るく人当たりがいいし、ユーモアがあり、何より自分も家族も、人を愛している愛に溢れた素晴らしい子供だと思います。
少し見た目が他と違うだけで、彼の人間性は魅力的であるということが本当によく描けています。
しかし、そうして日常的に『見た目』というフィルターだけで差別されている彼でも
自分の中のフィルターで、勘違い(まぁ事実は事実だけど)を起こしてしまったりもするんです。
人を知るには、よく見ること。
今見えてるものだけが全てではない、今見えてることだけで決めつけては行けない。
強くそう描いた作品だと思います
おすすめ度は86点