けいたん

ワンダー 君は太陽のけいたんのレビュー・感想・評価

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)
4.3
「孤立してもおまえは1人じゃない」オギーは太陽。家族は地球。
原作は読めなかった。映画も迷ったけど見てよかった。

ベストセラー小説「ワンダー」を映画化。ヒューマンドラマ。

ごく普通の10歳の少年オギーは、生まれつきの障がいにより、人とは違う顔をもっていた。ずっと自宅学習をしてきた彼だったが小学5年生になって初めて学校へ通うことに…

じろじろ見られたり、いじめられたり、辛い思いをしながらも学校に通うオギー。自分だって学校にチューバッカがいたらじろじろ見てしまうって発想がもう健気で泣いた。

オギーの事を信じどんな時も諦めないママ、いつも明るく元気づけてくれるパパ。色んな思いを抱えながらもオギーを支えてくれる姉。

家族はきっとたくさんのものを犠牲にしてきたと思う。だけど、彼らはオギーがいるから幸せなのだ。泣けます。

この映画を観て感じた事はみんな優しくて強い。家族はもちろん、最初に友達になってくれた子たち、校長先生、ブラウン先生。

優しくする事は簡単かもしれない。だけど、強くある事は難しいと思う。みんなが眩しくてまた泣ける。

悲しみや可哀想なだけではなく、色んな思いでずっと泣きっぱなしでした😭

ブラウン先生の格言、どれもいいなぁ。