R.J.パラシオ原作小説をベースにした映画。
遺伝子の問題で生まれつき顔が変形しているオギー。整形手術を27回も受けているが、依然として変形したままで、在宅学習で過ごしてきた。学校の切りのいいタイミングで母親は断腸の思いで息子を学校に送り出す。クラスメートたちは、その顔を見て、驚き、最初は距離を置いているが、次第にいじめ出す。オギーはやっぱりとすっかりふさぎこむが、、、
主役のオギー役にジェイコブ・トレンブレイ、父親役にオーウェン・ウィルソン（私が大好きな俳優）、母親役にジュリア・ロバーツと豪華な布陣。
この映画が予想を超えて感動した大きなポイントに、いろいろな立場の人の視点での見え方を描いているところがあげられると思います。一見、脇役、悪役になっている人達も心の中にいろいろな闇をもっていたりする。見えないだけで。そんなところをうまく描き出し、広い視野で人をみる必要性を説かれた気がします。そのうえでやはりオギーの存在が周りに与える影響が計り知れないものだと感じましたし、この少年もこれから幾度となく差別・中傷を受けていくだろうけども、それだけではないと言うことも経験できたのはとても素晴らしいことだったと思います。是非原作も読んで見たくなりました。素敵な話でした！！
