このレビューはネタバレを含みます
三部作の完結編。西部劇の時代に移動した二人。マーティの精神的成長やドクの恋愛劇などドラマ的な展開が続き、「未来は自分たちでつくるものだ」でエンディング。綺麗な終わり方だった。
個人的に少し残念に思ったのが、最後にドクが蒸気機関車型タイムマシーンで来てしまったこと。再会できたのは良かったし、写真をもらえるのも感動的だった。
でも、その前にデロリアンが大破してしまった切なさと、マーティの「これでいいんだよね」の深みが帳消しにされた感じがし、「未来は白紙」と言ったのに未来に行って機関車を改造してるドクの言動の整合性のなさが気になってしまった。
それなら、「ドクは機関車で現れず、マーティがドクの家に行ったらあの写真が見つかり、マーティへの短いメッセージ（未来は白紙）やクララや子どもとの幸せな家族写真が同封されている」みたいな感じで良かったんじゃないかな。
でも、大多数の人はハッピーエンドが好きだから、本編のエンディングで良かったんだろうなとも思う。
