くらげ

銀魂のくらげのネタバレレビュー・内容・結末

銀魂(2017年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

原作読者ですが、
いやーすごい!実写化映画なんてキャストは話題作りの為の、いまし流行りの若手人気俳優だろって確かにそうなんだけど、なんか妙にキャラにちゃんとなってるんですよね。みんな。
キャストで気になったのなんて、
ゴリラ(近藤勲)が結構細いのと
ヅラ(桂小太郎)がヅラのくせに美しすぎるところだけでした!

アクション(殺陣)も映像効果もあってか良かったと思います。

最初の山のシーンで神楽の神楽言葉(喋り方)抜けててそこは違和感感じました。
が、後々の橋本環奈ちゃんの体を張った演技というか顔芸はいい意味であぁ...ってなりました。笑
アイドルのあの顔はもう見れないでしょう、、よくOK出したな、、と
1000年に1度ネタも序盤で引っ張ってきたのも原作ぽくて(ネタの引っ張り方が)好きでした。

主演の小栗旬さんも好演。喋り方、叫び方、歩き方、鼻ほじ、走り方、銀さん(坂田銀時)らしさをよく出していたと思います。
ですがどーしてもシリアスシーンでだらっと登場してくるかんじは掴めなかったかー!!と。「ちわー」だけは許せなかったですね笑

小道具等も良かったです。街並みもよく凝らして見ると面白いですね。でにいずにジャスタウェイのキーホルダー売ってたし笑

ところどころで天人の頭やCGなどでチープさが目につきました。わざとなのかそうではないのか。元がギャグ漫画なので許容範囲内ですね。
ただシリアスシーンはイマイチ盛り上がりきれないというかんじ。最後のクライマックスのバトルシーンでは特撮番組のような印象。。。

エリザベスが斬られて中から人が出てきた時はうわぁ!ついにオッサン出てきた!!!ここは俺に任せな。って言って即やられるオチかと思ったのに普通に違いましたね。

ジャンプ漫画実写化の限界はここなんじゃないかと。漫画実写化だと思って観ると思った以上の完成度だったし、私もレビューでここまで点つけると思ってなかったです。

長澤まさみ(お妙さん)の絶叫ツッコミは下手だったけど、いい女すぎたしテヘペロがツボでした。
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