うえの

銀魂のうえののレビュー・感想・評価

銀魂(2017年製作の映画)
3.5
2017年公開の漫画実写化シリーズの中でも一際注目を浴びた、ジャンプコミックスの看板作品の一つ「銀魂」を、失敗しても「銀魂」
だからネタにできるし、福田雄一監督率いるお馴染みの福田組だし、まあ滑っても問題ないよねぇ的なスタンスで製作しました感を出してきた割には案外ガチ豪華俳優陣を集めた上に忠実に原作を再現し(てしまっ)たSF人情コメディアクション時代劇な作品。

既刊で70巻近くあるため、どこを実写化すればいいかも悩むし、多すぎる登場人物をどう紹介し、どう活かせばいいか、かなり難しかったんじゃないかなと思う。
実際は冒頭の銀時と新八の出会いのシーン以外は原作のカブトムシ狩りに合わせたオリジナル的な編集にしていたわけだが、
いやーーーさすがにこの件は寒かったなぁ見てて鳥肌だった笑。
マヨネーズを木に塗りたくる土方、デカイカブトムシになりすます沖田、そして身体中に蜂蜜を塗りたくる近藤と真選組の主要メンツを紹介する件。
仕方ないことだがここの銀時らのノリが原作のままで小栗旬らのツッコミの勢いとかすごい寒かった笑。
なんかつまんない奴が頑張ってツッコンでるみたいなツッコミ方だった(ひどすぎィ)

ただ確かに実写のクオリティは高い方なのではないかなと感じた。なんか実写にしたら画的にキツイだろうなぁ的な作品を結構観てられるレベルにしてるから評価が高くなってるのかもしれないが笑。
ただ橋本環奈は振り切りすぎだ笑。忠実に再現するべきではない神楽の鼻ほじりやらゲロやらここまで望んでねぇわみたいなシーンが盛りだくさん笑。可愛くなかったら死んでたねやはり可愛いは正義だね笑。
あとは古沢亮と柳楽優弥の沖田&土方のハマり具合がなかなか良かった。
大人気菅田将暉もあそこまで眼鏡が本体のなんでもない奴に成り下がれるとはなかなかのもんだなと思った笑。

続編を意識した終わり方であったし、原作の性格上いくらでも話を広げられそうなコンテンツではあると思うが、これ以降の実写はSF感と超人感が増しすぎて難しいかなと思う。
あとはちょっと高杉が雑魚扱いだったかなぁ
盛り上がりのためとはいえラストで銀時と戦うオリジナル演出で強キャラ感を失ってしまった感もあった。
まあいくら粗を探しても同年の同時期にやってた歴史的黒歴史ジャンプ実写が比較対象になってくれるから観て損はないと思います笑。早くそっちも観たいなあ。

2017年08月15日(火)1回目@ユナイテッドシネマ浦和
2018年09月08日(土)2回目