このレビューはネタバレを含みます
うーん、やっぱねぇ色々とキツい…
途中、何見せられてるんだろうって思った…
原作のDEATH NOTEとはモチロン、別物。デスノートという道具と及びライト、Lという名称だけ使った作品。
画的なハデさを求めるあまり、死に方が全体的に"ファイナルディスティネーション"感満載。主要人物たちの行動があまりにも短絡的かつ感情的過ぎて養護しきれないし、行動がアホすぎないか？という部分も多々あり。
前述の通り、画的なハデさを求めるあまり、ショッキングな死に方やスピーディーなカット割りに逃走アクションと無駄な盛り込みが多くて興ざめ。
原作のエッセンスを盛り込みたいあまり、無茶な展開と設定を繰り広げ、ライトとLの闘いにオリジナル要素を足した結果"何が何だか わからない…"気持ちになった。
"ルールが多すぎる！"
死神のノート"DEATH NOTE"を拾った青年ライトはその力を使って犯罪者を裁こうとするが…
まず、ライトが賢くないことは良いだろう。日本版ドラマもそうだった。(窪田正孝は良かったぞ)いじめられてるのを助けるのは正義感っぽいものを感じさせるエピソードなのかあれは？
リュークは唆しまくりでライトにノートを使わせるし、登場もホラー感満載。別にそこはどうでも良いんだよなぁ…もの吹き飛んだりさ…
試しに書いた同級生の死因"頭部切断"って笑その部分だけクレイジー笑
殺人ピタゴラスイッチはまさしく"ファイナルディスティネーション"笑
(何回も言うが)画的なハデさを求めたのかもだけど、そこじゃないんだよなぁ…
母親殺されたエピソードは犯罪を憎む感情を持ち合わせてるエピソードだろうけど必要か？そこは良いにしてもだ、何をお前学校でデスノートを広げてガールフレンドに見せちゃうのよ？不用心にも程がないかい？そこから悪人裁きで意気投合からのラブ展開？？
設定は新しいよ、新しいんだけどさ…あとルール何個あるんだよ…
あと、キラの命名も謎。日本では殺人犯の意味？キラーって英語じゃないの？
犯罪者に日本語書かせたのに、日本での殺人は英語書かせるの？Lに下手な日本語話させた意味は？？
ツッコミ祭りだ、ワッショイ！
と、まあ原作好きな方はこの辺で脱落しかけるかもしれませんね。
Lの推理に関してもまあ詰め方は納得がいくかなぁ？(ライトが割りとアホなだけ)死刑囚を使わず乗り出してくるのは良いけど、ワタリがあんな風に使われるリスク考えとけや！てかワタリあんなに簡単に名前分かるんかい！という展開にもうギブアップ。
FBIもやり過ごせばとりあえず良いもののガールフレンドのミア(過激さは原作のライト寄り)が何かしたらしいというのは匂わせておいて…まさかのスタンガン！防犯カメラ大丈夫？てかFBIチョロ！笑
ワタリの死に方もちゃんと設定しとけや！ワタリに関してはライトとLの闘いにするために雑に処理された感じかな？Lのツメの甘さがあまりにも悪目立ちすぎ、ライトに直接会って挑発するのも今となってはアホの極みな上、ワタリについてソワソワしちゃったり、死んだら荒ぶって銃出したりと名探偵とは思えぬ立ち振舞い。
もはや愛し合ってないんだろ？なライトとミアだけどさ、上手くやれば全然怪しまれなかったはずなポンコツな展開に呆れる。ライトとLの追いかけっこなんて、ムダなハデさとスピード感に唖然。"何の映画見てるんだっけ？"な気持ちになり、Lの無能加減に騒然とし、ライトの失言もアホまみれ、観覧車のファイナルディスティネーション感に驚き、物語はほぼ終わる…ラストの仕掛けについてはまあまあ面白いけどまどろっこしい上にあそこまでド派手に逃げたりしたらもうずっと監視対象じゃね？
DEATH NOTEを持った若者の全く別なストーリーにすれば良かったのにね…Lの代わりの探偵でも出せばそれはそれで楽しめたんじゃないか？下手に原作と同じキャラクターの名前にしたから心理戦がないとか色々と言われちゃうんだよなぁ
原作と別物として楽しめるかで評価は分かれますが、個人的には色々とグダグダしぎてダメでした…
