トムトム

KARATE KILL/カラテ・キルのトムトムのレビュー・感想・評価

KARATE KILL/カラテ・キル(2016年製作の映画)
3.5
キャッチャーなポスターアートとタイトルにずっと気になっていた本作をやっと鑑賞。
カルト集団に妹をさらわれた空手の達人が立ち上がる何百回も繰り返されたシンプルなストーリー。

はっきりと低予算なのは丸わかりなのですがそこは主演のハヤテさんの身体能力の高さでカバーしようとする作り。
アクションを長回しで見せる姿勢は大好きだしパルクールコーディネーターもやっているハヤテさんの見せる無理やりワンカットアクションは凄い。
二手に別れて向かいのコンテナから飛び降りてくるまでのショットはビックリしました。

映画のルック自体は安っぽいし血糊のCGもショボいです。
しかしストーリーがモタついたらとりあえずオッパイを出す姿勢とイマイチ効果をあげていないカメラを回転させながらのアクションなど工夫を凝らす所は嫌いになれないです。

特に「カメラを止めるな!」を観て以降、こういう作品には甘めに観てしまいます。
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