タッくん弐

シュガー・ラッシュ:オンラインのタッくん弐のレビュー・感想・評価

4.0
まずクリスマスに劇場へ単独で観に行った際には糞カップルがLOVEな雰囲気でボキの席に間違えて座ってやがったので

思わず大人気なく嫉妬という名の指摘、粘着質に「席間違えてますよ」を臆面もなく伝える

「シングルライダーなめんなよディズニーだからって! もう!」と激おこプンプン丸に至りました

しかし本作を観ているとどうでしょう、不思議とそんな怒りや妬みまたは悲しさは消失

(こんな心の小さなボクをヴァネロペはきっと嫌いになってしまう)

そんな思いに苛まれ、本当に大切なことは赦すことであるのに気づいた聖闘士聖夜

独りぼっちになるのが寂しいとか怖いとか、ただそれだけの気持ちで友だちを送り出せない弱さ

相変わらずポクは強くなんてなれないまま2018年末、阿呆面下げて吉野家で牛つゆだくアタマの大盛り喰らうのみ

心の底から生きたいと劇中望んだヴァネロペには小さな体でも素敵な志が大変感じられ

ただ、自分のカップルに対する矮小さが際立つ自責の念そして虚無

ラルフは笑って日々を過ごすことを選びました

小生も応援したいされたい歌いたい光り輝く瞬間を描きたい

とりあえずクリスマスならばジングルライダーとかそんな薄ら寒い発想では何も変わらない

メリークリスマス

例え独りでも優しく居る紳士淑女の苦難が減りますように

ときめきが消せやしない
いま、あなたに伝えたい
タッくん弐

タッくん弐