シュワちゃんの日常
広告にこそシュワルツェネッガーがアップされているものの、実際に登場するのは後半戦から。それまでは一山いくらの暗殺者がわちゃわちゃやってるドタバタコメディ。
モキュメンタリー形式で話が進行するのだが叙述トリックというようなものはない。本当に暗殺者がわちゃわちゃやってる裏でシュワちゃんが勝手に楽しんでいる、シュワルツェネッガー完全密着24時のような作品。期待値が高すぎるとガッカリするかもしれないが、こういうのは嫌いではないという人も多かろう。
暗殺者ひとりひとりがなにかしらのチャームポイントがあり、死んでしまってもゲラゲラ笑える。特に役立たずのゲイヴなんかは本当に役立たずで愛らしい。
90分で名作の合間にスナック感覚で楽しめるお気軽作品としてどうぞ。