このレビューはネタバレを含みます
・最初から最後までずっと、不自然なくらい静寂さ・不気味さが保たれていて、気持ち悪かったです。さすがです。
・また、俳優陣の淡々とした演技も素晴らしかったです。
・形だけのロシアンルーレット、すごい嫌でした。最初からボブを犠牲にすると決めていたくせに...。
・主人公が自責したり自害を考えたりするシーンが一切なかったことに驚きました。というか、登場人物全員が自分のことしか考えていないから、一番立場の弱い、年少者のボブが犠牲になったんでしょうね。
・ラストシーンすごいですね、マーティンと家族の立場が逆転したようにも見えました。
・不可解な要素が多く、理解が追いつかなかったので他の方々のレビューを読み漁ったのですが、『アウリスのイピゲネイア』がベースにあるんですね。存じ上げず...。
