面白かった！
藤原竜也と伊藤英明がダブル主演。
22年前の連続殺人事件の犯人を名乗る男が時効直後に自身が真犯人だと告白し、出版する。その男・藤原竜也が出版記者会見で怪し気に登場するのが、待ってました的な、藤原竜也に期待するイメージを楽しむようなワクワクがあるけれど、それからの展開の二転三転ぶりが面白い。
22年前に犯人の罠にはまって上司を殺された刑事を伊藤英明が演じているけれど、これまたピタリ。全く雰囲気が違う二人の対峙も見応えがある。
この作品は前半、藤原竜也劇場、後半、意外な展開を楽しめるエンタテイメント作品だが、後半に今までのイメージを覆すようなキレキレ演技を魅せてくれるもうひとりの役者が存分に楽しませてくれる。
入江監督はこうした大掛かりなサスペンスを切れ味良く料理する手腕があると改めて思った。
