このレビューはネタバレを含みます
最後に希望がキラリと光る。
いけっドスかましたれああー!!
長く書店で働いていて、文芸書を担当していたときに世を騒がせた「殺人犯の本」が入荷してきた。
その元少年Aの書籍を、店頭に置かないという選択をした個人営業の店舗もあった。
本作では真犯人の著作ではないが、事件遺族の書店員がバックヤードで取り乱すシーンが、非常に当時の自分と重なり重かった。
あいつまだ呼吸してて、好き勝手に文字を並べてやがるんだな。
そのやるせなさを、清掃員として潜ったお前のドスに託す!
エンドロールの向こうで仕留めろよ!!