テレビ局製作の映画としては良くできているという評価をここで読んで、まあ藁の楯は酷かったからなあ、それよりは良ければいいかな。ってぐらいの気持ちで鑑賞。
結果としては、報道番組を舞台として犯人に迫るという作りはテレビ局製作という強みを存分に活かしていたと思う。普通にやると地味になりがちなシーンだが、あぁテレビを作ってる人たちが全てお約束をわかった上で自己模倣的に大げさに楽しんで作ってるなあと。
ミステリー要素としてはまあこんなもんだし、こらこらと思うような描写も度々あるもののそんなもんでしょうと割り切れる。
出版社の担当の女以外はだいたい演技も安定していてジャニタレも出てこず、そういった点でも安心して鑑賞できる作品でした。