ゆうか

22年目の告白 私が殺人犯ですのゆうかのレビュー・感想・評価

5.0
考えさせられたシーン
仲村トオル「お前は俺と同じだ」
→藤原竜也に対して言い放ったが、実際には早乙女太一が殺したことによりこっちが呪縛から逃れられなかった人と衝撃を受けた
仲村トオルの別荘にて、紛争地域で親しい人を殺されたことについて話してる時
→「イスラム国」、北朝鮮や戦争を経験した人の精神的ストレスが犯行の原因であり、その闇が人を殺す意識に向くことに恐怖を感じた。

伊藤英明VS藤原竜也の面白そうな感じに引かれて金曜ロードショーの録画をした。
実際、内容の展開が進むにつれ
被害者対加害者の関係性がへんかをしていく。
ネタばらしをされた時には泣きそうになった。
法では裁かれないが、これで行き場のない被害者遺族の怒りと憎しみ、悲しみを「犯人」に向けることが出来る。
しかし、テレビに映った肩には銃痕がないのに驚いた。
犯人はメディア側の人間だった。
紛争地域で人間としての1部をかけてしまった。
でも普通に生きないといけない人間だった。
ノンフィクションの映画であったために時効が切れない、犯人が最後は見つかるといったがいろいろな視線で見ることが出来る面白い作品であった。
ゆうか

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