シナリオが本当によくできているなあ…。
伏線の貼り方が観ててわかりやすいのに、その後の展開の予想を超えてくるのがすごい。
ミスリードされまくるのが小気味良くて幸せでした。
こういう作品って、後味悪めに終わることが多いのですが、納得のいくエンディングですっきり。
藤原達也はイケメンにも狂った殺人犯にも見えて、カリスマ性たっぷり、魅力的でした。
伊藤英明は悪の教典観てからサイコパスにしか見えなかったのに、今回はしっかり刑事さんだったので流石トップ俳優さんだなと。
仲村トオルこそ誠実な人に見えましたが、なるほど、確かに言動に「ん？」となることが多くて、秘めているものの表現が素晴らしかったですね…。
全てのキャストが抜かりなく素晴らしかったです。
ついでにシャ乱Q、つんく♂、ハロプロ好きとしては、とてもナイスな選曲に胸が踊らされました。
あの回想では時代を映像や服装等でビジュアル的にしっかり表現されていましたが、あの選曲にもいろんな意味で胸が熱くなりました。
