てんしの

ニュー・シネマ・パラダイスのてんしののレビュー・感想・評価

5.0
「ノスタルジーに惑わされるな」
ってセリフが心に刻まれました…

アルフレードはトトという少年に映画を通して未来の道をつくってあげたんだなあ…。こんな狭い村にいちゃダメだと。
父親のいないトトにとって本当の父のような、それ以上の存在で、恩師でもあり友達でもある。

「映画」というものへの愛情深さがこの作品から強烈に伝わってきたし、世の中が時を進める中で変わってしまうもの失ってしまうものへの寂しさやノスタルジックな気持ちも大変味わわせていただきました。
でも"ノスタルジーに惑わされてる"と、人は夢に浸るだけになってしまうんでしょう。

ラストのアルフレードの形見を鑑賞するシーンは素晴らしすぎました。

はぁあ、作品を振り返ると切ない…惑わされてしまう( ; ; )笑
エレナの行方が分からないままでしたが、完全版では登場するようですね…!

とてもとても素晴らしい作品でした。
人生のうちに何度でも見返そうと思います。
てんしの

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