シリーズ終了後の番外編。今回でもジョン・クレイマーはバリバリ現役で登場。やはりSAWはこうでなくては。
本作はとある事情からホフマンやアマンダ主催のゲームと異なり原点回帰して、"自らの罪と向き合う更生の機会"という側面を強くするためかゴア表現は控えめ。しかしながら初代SAWが好きな人間はこれくらいのスプラッタがいい塩梅。
ミステリ要素も番外編であるのになかなかの完成度であるし、ジョンの株がまた上昇するという意味でも良作。
五人のゲームの結末や今作の黒幕など、初代を彷彿とさせる展開が満載。正直2以降のナンバリングタイトルより今作の方が好きかもしれない。
ラストはSAWじゃなくてバイオハザードをオマージュしてるんじゃないですかね。レーザーカッターは男のロマン。