チャトボール

アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男のチャトボールのレビュー・感想・評価

3.6
ナチスのアドルフ・アイヒマン逮捕に尽力したドイツ人検事フリッツ・バウワーを主人公にした伝記映画。
1950年代戦後、ナチス残党などに妨害されながらも、ホロコーストに関与し国外逃亡していたアイヒマンを見つけ出した。後にアイヒマンは絞首刑になる。見つけてから10年後にバウワーの名が公表された。
どんなに妨害されようとも、突き進むバウワーは素晴らしい。同じナチスを題材にし、ホロコーストはあったかなかったの裁判を描いた「否定と肯定」を思い出した。冒頭、暗闇に顔が出てくるシーンと果物を買うシーンは「ゴッドファーザー」を思い出した。