まめた

ガラスの城の約束のまめたのネタバレレビュー・内容・結末

ガラスの城の約束(2017年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

30歳位の女性が父親との様々な思い出を回想する。

女性の両親は子供を持ってはいけないタイプの大人だと思ってしまった。破天荒で収入がない。子供から見たら面白いお父さんに思える時期もあるかもしれない。大人になると自分の両親がいかに親に向いていない最低な人かわかる。親の死を間際にすると良い思い出もあるにはあったなと思えるのだろうな。でもこの両親は限度がある。あまりにも酷い。

親との和解、許しというテーマはとても好き。
皆演技は上手い。ナオミ・ワッツは老けメイクをした方がよかったかも。綺麗で母には見えない。見せ方が良くないのか、会話が自然でないのか、会話が多すぎるのか、娘が父親を許す心動きがあまり感じられなかったな。まぁ実話だから娘は親をよく許すことができたな、寛大な人だったんだろうと納得するしかない。

作る人が違ったなら名作になっただろうか。
でもまぁまぁ面白い。
まめた

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