まめた

ひと月の夏のまめたのネタバレレビュー・内容・結末

ひと月の夏(1987年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

1987年の映画だがかなり古い映画に見える。わざとそう見えるように演出をしているのだろうか。
戦争の後遺症をおった青年が1ヶ月限定で田舎に住み込みで働きに行く。後腐れないひと月限定の人間関係だからか気負わず話が出きるのかもしれない。
根っこの後遺症は治らないかもしれないが、少しだけ心がほぐれて帰って行ったように見えたな。歳をとった自分をみたということは生きる希望が見えたということだろうな。しずかな映画だったが精神的な部分が丁寧にかけていて良い映画だと思う。
昔の映画は間をとって気持ちを描くことを大事にしているのだろうな。今の映画はそこがあまりないのかもしれない。
コリン・ファースとケネス・ブラナーというイギリスを代表する俳優の若かりし姿が見られてよかった。2人とも繊細でとても良い。
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