まめた

雨に唄えばのまめたのネタバレレビュー・内容・結末

雨に唄えば(1952年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

70年も前の映画だということに驚く。
名作と言われるだけあって今見ても面白い。
というか近年公開したララランドやバビロンがこの映画からインスピレーションを受けているのではないかと思うようなシーンがたくさんあったな。
映画制作の舞台裏と芸能の虚像、ミュージカルダンスの話は公開当時は斬新だったんだろうな。歌にダンスに演技に俳優は大変。正直歌とダンスは素晴らしいが演技はそこまで良くはなかったと思う。
映画の過渡期により良いものを作ろうと切磋琢磨する姿は良い話だった。最近のハリウッド映画はリメイク、リブート、続編、アメコミばかりで低迷していると言われているけど、この映画のように新しいものを生み出そうという作り手が居てほしいと思った。IMAXや4DX以外にも画面の中で変わった見せ方が出来たらな。

雨の中、主人公ひとりでタップダンスするシーンが好き
まめた

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