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グリーン・ゾーンのoliveのレビュー・感想・評価

グリーン・ゾーン(2010年製作の映画)
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マット・デイモン推しとしては見ない選択はない。
フィクションとして見るなら十重に二十重に実によくできたストーリーだったしマット・デイモンはやっぱりよかった。でもこれはプロパガンダ以外ない作品だとも思った。
「行ってみたが大量破壊兵器は見つけられなかった、官僚の一人の嘘に政府も騙されていて政府もある意味被害者なんですよ」というメッセージ?
フレディの「この国の事をあんた達に決めさせない」この一言に集約されている。ロシアのウクライナ侵攻も、ウクライナの人を開放するためなんて大儀は嘘っぱち、その国のことを決めるのはその国の人々だ。
グリーンゾーンなんて皮肉、いつも安全な所に身をおいて命令をする権力者、最前線の兵士は虫けらのように命を失う。いつもいつもそう。
はからずも参院選の投票率、自国の未来を考えていないのか?投票行動をしなかった人達、後でこんなはずじゃなかったなんて言う資格もない。
なんか見終わって苦い。
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