このレビューはネタバレを含みます
映像美がとにかくすごい！！！！！
サメ映画とは思えない気合いの入りまくったSFX！！！！
俺たちは空飛ぶサメとゾンビが撮りてえんだ！！！！その他はあんま考えてねえ！！！！そんな気持ちがめちゃくちゃに伝わってくる。
サメ映画の中でもかなり映像に力の入った映画です。シャークネードシリーズもサメ映画ではCGに力が入っていますが、それよりももっと映像でどこまでできるか、ということに挑戦している。映像美学としてはかなり高いものを目指した作品です。オープニングシーンなんか綺麗すぎて「サメ映画？」って思ったもん。すごかった。
スプラッタとしてもかなり盛大で楽しかったです。音楽もかなり良かったので血が勢いよく吹きでるシーンなんかかなり盛り上がりました！人がたくさん死ぬ映画は派手でいいなぁ！
でもストーリーに関してはまぁ…興味なかったんかな…って感じでした。とりあえず「まあナチスやったらこれぐらいやるやろ！」って雑にナチスに何もかも押し付けてて笑っちゃった。ナチスもサメにエンジンつけて空飛ばしたろ！とはならんやろ。
ドラマとしても何か展開があるかと思えばたいしてない。まぁサメ映画だもんな…と思えばそこまでだけど、映像とか劇中劇の「スカイフロッグ」とかのディテールにこだわりすぎて、話はさておき感が凄かった。SFかつサメ映画としては筋が通ってる方なのかもしれない……。でもこれだったらまだデビルシャークのほうがストーリーはマシの気がする。
ところでスタッフロール後に「スカイフロッグ」そのまま流したのはなんだったんだ。何を見せられてたんですか？
