このレビューはネタバレを含みます
小泉進次郎似のお父さん、軽薄で頼りなくて、最高だ。噛まれてから発症するまでが早いなあ。電車内という、閉鎖的な空間で乗客が逃げ惑う画は恐ろしいものだ。
ヒゲのおじさん…悲しい。違う車両から来たみんなを追い出そうとする場面、コロナ禍の世界中で、何度も、何度も見てきた。
高校生たち、そんなところで死んでしまうとは…。ずっと一緒だった怪しげなおじさんは、ただ怪しげなだけだったのか！？
人がたくさん出てきて走るので、撮影が、大変だけど楽しそうだなと思った。走る気動車？の通路で取っ組み合いで闘う、香港映画みたいなシーンのカメラワークがよい。
このバス会社のおっさんは、余計なことしかしないなあ。どのパニック映画にも、保身に走って周りを巻き込んで死ぬ人がいるよね、人間らしいと言えば人間らしいけど。
いや、お父さん死ぬんか…。この流れで主人公？が死ぬってすごいな。
死体だらけの川。最後射殺されてバッドエンドかと思ったら、なんとか助かったようでよかった…。お父さんへの歌が助けてくれた。
十五年くらい前の映画かと思ったら、2017年なんだ。なんとなくだけど、古めかしく思える。B級映画かと思ったら、普通に面白いパニック映画だった。
