キューバのこと、キューバと日本との関係、ボリビアのこと・・。この映画には、あんまり語られないいろんなことがある。チェ・ゲバラ広島来てたのも初めて知ったし、これを知ることで少しだけ世界についてまた新たな見方ができるようになったと思う。
淡々とはしてるけれど本当良かった。みんなのことを思って一歩先に行動して、立派なお医者さんになれたはずなのにそれを捨てても守りたいものがあった。そんな日系二世の医学生をオダギリジョーが演じている。彼は穏やかさと内に秘めた熱さを持つ信念の人。大きな歴史の中では、彼の行動は彼自身がいうように石ころのような小さなことかもしれないけれど、こんな話を知ることができて本当に良かった。