このレビューはネタバレを含みます
【 悲願念願の帰韓 】
否が応でも、母国で生きる有り難みを実感できる感動作。
日本語を話すソン・イェジンが微笑ましい。何よりも美しい。
強制送還、側近との別れ、そして絶望の作戦失敗。
悔しさ、怒り、儚さにまみれた、ラストプリンセスの波乱の人生を伺うことができる。
地位や立場を鑑みれば、類稀に見る屈辱とも捉えることができる。
でも希望を捨てなかったラストプリンセスの生き様に勇気をもらうこともできる。
時間はかかってしまった。
しかし、キム・ジャンハン、ポクスン、そして帰“韓”という自分との約束を果たした光景は、希望と喜びとに満ち溢れていた。