1961年のNASA、計算係として勤務する3人の黒人女性のノンフィクションを映画化した作品。
原作は2010年から執筆し2016年完成。同年に映画化されたんだから凄いスピードで良き作品に仕上げてる。
ソ連ガガーリンの初の有人飛行など、アメリカがソ連との宇宙開発競争に負けていた時代。
NASAで、女性としての差別、黒人としての差別を乗り越えて活躍する姿が感動的に描かれている。
原作者の父親はNASAの研究科学者で、この3人らとともに勤務していたらしい。
ケビン・コスナー、『スパイダーマン』のMJ、『グリーンブック』のDr．シャーリーなど脇役もしっかり固められている。多少の装飾はしているものの、いいストーリーいい脚本。
そして音楽はハンス・ジマー。良き作品にするためには欠かせない人になってるね。
曲はグラミー賞11冠のファレル・ウィリアムスが書き下ろしていて素晴らしい。
大好きなエリカ・バドゥのイントロも使われててテンション上がった。
原題は『Hidden Figures』。
邦題は『ドリーム』。これじゃ分かりづらいよなぁ。
吉幾三‥
