れんれん

ドリームのれんれんのレビュー・感想・評価

ドリーム(2016年製作の映画)
3.0
「チョコレート」や「ヘルプ」、「デトロイト」を、意図せず1年以内に観ているという流れがあって、アメリカの黒人差別の根深さに、今更ながら驚かされる。

見終わった後、どちらかといえば爽快感がある映画で、いま挙げた作品たちとは違って、差別問題のみが主題ではない。なので、あくまで差別を描いた部分についてのみ、備忘的に上記書いただけ。

数学、ロケット開発技術、コンピューターに強い3人の黒人女性が、ソ連との宇宙開発競争の只中にあるNASAで、差別をのりこえて活躍する実話を基にしたストーリー。

気になったのは、NASAが、使いこせるあてもなくIBMのメインフレームのコンピューターを導入したり、デカい機材を建物内に入れるのにサイズを図らないもんだから、建物の壁を壊して入れたりと、かなり間抜けなところ。このあたりは、史実に基づいているのだろうか。三人の女性を際立たせるための演出なのか、判断がつかなかった。
れんれん

れんれん