れんれん

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーンのれんれんのレビュー・感想・評価

3.0
土地から石油が湧き出たことで、ネイティブ・アメリカンの人々は大金持ちに。しかし、白人は「彼らが金を持つと、よい使い方をしない」みたいな難癖を付けて彼らの資産を管理する側に。
――という史実も本当にあったこと。
オセージ族のなかに入り込み、一見、ネイティブの信仰や言葉を理解してリスペクトしているかに見える白人が、オセージ族を食い物にして、悪事が露見しそうになると殺すという連続殺人を首謀していて、逮捕されたが恩赦で獄を出て、普通に施設で病死した
――という事件も本当にあったこと。
スコセッシ監督やディカプリオが偉いなあと思うのは、アメリカの影の部分をきちんと伝える作品を撮ったり、それに出演したりする点。
三時間以上の大作だが、知らない事実を知る快感もあり、後で飛行機の機内だったこともあり、集中して観てしまいました。

リリー・グラッドストーンの鬼気迫る演技は必見。
れんれん

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