記録用
マイケル・クライントン監督作品。
近未来ハイテクで大人の遊園地であるデロスがという場所があった。そこは西部開拓期、古代ローマ、中世ヨーロッパエリアに別れており人間に似たロボットがキャストとしておりその各時代の人物になりきって遊べるテーマパークだ。
主人公は友人と西部開拓期に来ており満喫するが人間を攻撃できないはずのロボット達が誤作動で攻撃するようになり、、。
マイケル・クライントンはドラマERやジュラシックパークの原作者でもある。今作が初監督作品であるが科学を駆使したテーマパークで反乱が起きるというテーマはまさにジュラシックパークの下地になっている。
物語自体は今見るとだいぶベタに見えるかもしれないが1973年という時代を見るとヘイズコードが解禁された少し後であり50年代SFのプラズマ銃や空砲のような西部劇と比べると暴力性が増している。
2001年宇宙の旅以降の70年代特有の科学批判風刺的SFの感覚も備わっておりこの時代を象徴する作品の一つではないだろうか。
そしてロボット三原則を破る暴走ロボットもリアルロボットになっており無表情で無敵でしつこいユル・ブリンガーの演技が最高です。
明らかにターミネーターやハロウィンのマイケルマイヤーズにも影響を与えており他ジャンルへの貢献も素晴らしいです。