アニゴジこと、シリーズ初のアニメ化第一作。
そもそもゴジラのデザインに全く魅力が感じられず、「進撃の巨人」と「シドニアの騎士」を足したような世界観と物語にも新鮮味がない。
SF(もちろん怪獣映画も含む)作品には、細かな設定考証やディテールの描写は重要だが、それだけで傑作は誕生し得ないことがよく分かる。
突如怪獣たちが出現して世界各地で暴れ回り、人類が死力を尽くして戦う中、天より飛来する謎の未確認飛行物体！といった、いかにして地球が怪獣惑星化したかの説明が序盤にサラッとあるのだが、いやいやいやそれを映画にしろよ！！
オルガやカマキラスを蹴散らすゴジラ、メチャクチャ見たいんだが。シンゴジラより明らかにデカいくせに弱いアニゴジと、アマゾンの奥地みたいなとこで追いかけっこする映画より一億倍面白いと思うんだが。
とか言いつつ、なんだかんだ次も見るけどね。ゴジラだから。
