秋めいてきて、ちょっと涼しくなったから外に出るには羽織りものが必要かな、くらいの気温の日曜日の午後、ちょっと渋めに入れたヨークシャーティーとたっぷりのミルクでいれたミルクティーをお供に、のんびりと観たい映画。
のんびり、ゆったり、流れていく穏やかな時間は、まさにベラが描く絵本のような優しさに溢れていた。
イギリス留学中に、ガーデニングのお手伝いをしたけれど、ご指導くださったおばあちゃん、じゃなくて、ご婦人曰く、「無造作に植えられているように見えるかもしれないけれど、それぞれ、各々が一番素敵に魅力的に生きられる場所や環境を選んで植えていて、いかすもころすもガーデナーの眼識次第」と。
確かに、イギリスのお庭は、他のヨーロッパの街のお庭と比べて、ちょっと田舎ぽさというか、野生感というか、、があったけれど、それでも、その植物たちが元気に青々と生い茂っているのは、ガーデナーさんが彼らの特性を見抜いて、お手入れしてくれているからなんだろうな。
人間だって同じだけれど。
