タランティーノ監督作品で観てないのはこれだけだったので、アマプラの期限切れになる前に観ておこうと思った。
近頃の映画は、説明的でサラリと早口で流して先にどんどん進めていってしまう。字幕だと登場人物の把握が出来ないまま中程まで必死で人物の関係性を考えさせられる事もある。
タランティーノの作品はいつもながら無駄話だらけのようでいて、人物描写のために台詞を無駄なく有効に使っている。やっぱ、脚本すげえな。役者として出てくるタランティーノは、ザコぶりが笑えてしまった。楽しませてくれるわ、まったくw
それにしても、これがデビュー作だとは信じがたい。過去作の真似だらけと言われつつも、最初からこれだけ個性的な監督もなかなかいないと思うのだ。