アクションゲーム原作の映画化。原作未プレイなので原作との同期や世界観の再現性についてはコメントできないけれども、アクション映画としてはきちんと作られていたのではないかな。印象的にはトゥームレイダーを見た時と感覚が近い。でも比較すると、主人公への感情移入を含めてこちらの方が楽しめた感がある。
ストーリーはよくある宝探し系。インディジョーンズの現代版といっちゃそれ止まりなんだけど、登場人物がお互いを全然信用しないので、この映画きちんとまとまるのか？とこっちが心配になる。
アクション自体も、シリアスで緻密な展開は少なく、どこか大雑把。武器を手にして戦っているのにそのアクションを楽しむかのようなシーンが目立つ。分かりやすく、主人公が死ななそうな演出が、おそらく原作ゲームシステムとの連動部分。でも、これくらいアバウトな方が娯楽としての映画はいいよね。
若さバリバリのトムホランドと、おっさんセンターのマークウォルバーグの組み合わせは最初どうかと思ったけれど、まーまー悪くはなかったか？マークウォルバーグはプロ中のプロな役がハマる人なので、もっとリーダーシップを発揮するところを見たかったけれど、それやっちゃうとアイアンマンとスパイダーの関係にもなっちゃうしなあ。
しかしそれにしても、トムホランドはいい筋肉持ってるね。細マッチョだね。羨ましいね。
