永遠の0のゴジラ版。シン・ゴジラと比べられちゃうことも多そうだけど、あちらとタメ張るくらいの出来栄え！ゴジラの圧倒的な破壊力の表現は、むしろこちらが上回ってるんじゃないかと思うほど！お話も、エンターテインメントとしてきっちり仕上がってますかね。
戦後の日本がモーレツ破壊力のゴジラを倒せんの？武器もないし、戦う人もいない…実際コレどー始末するつもりなのよこの映画は…って観ながら思ってましたけど、はーはー、なかなか面白いアイデアを出してくる。とはいえ、その発案者である博士がだいぶ軽いノリで、いささか信頼性に疑問を感じなくはないけれど、まーそこはエンタメ作品。主人公の葛藤を含めて、全体的に程よいまとまり感として見ておくと吉か。
ってか、神木隆之介このやろう。浜辺美波と同じ屋根の下に住んでいて何にも起こらないなんておいこのやろう。カッコつけるのもいい加減にしとかんか！！って心の中で叫んだのは私だけではあるまい…。
主役機の先尾翼機「震電」は今作品の花形！おおっかっけー！！プロペラ機と思えない流線型のフォルムでかっ飛ぶ姿は、オタ心をくすぐりにくすぐりまくる演出。これ見てプラモ買おうとAmazon開いた人も多かったんではなかろうか。
続編ありそうな最後の演出も規定演技感あるけれど、ここはこうでなくちゃ。
モノクロ版もあるようで、これはこれでなかなか見応えあるんではないかと予測していますけれど、どんなもんだか楽しみです。
