カンパッチー

タイム・ダイレイション-死のベッド-のカンパッチーのレビュー・感想・評価

3.4
おっと、これは思わぬ拾い物!普通にタイムループ的ホラーで面白いです。

家具シリーズになるのかな?第2弾の呪いのベッドはキラーソファのようなシュールなホラーでもなく、きちんとなぜこういったことが起きてしまったのか?という理由付けもあり不条理ホラーではないので納得出来る作品でした。終始ベッドの上だけで展開する低予算ホラーですが、刑事のキャラも4人(まぁほぼ2人か)のキャラ付けもきちんとされているので見やすいです。

4人の馬鹿な若者がヤリまくりで死んでいくのかと思いきや、呪いのベッドは何も動かないんですよ、いかに4人を動かすかで幻想を見せたりで殺していくというグロさもありますがそこまで怖くはないかな?ヒロインのサンディは普通にアナ・ケンドリックを彷彿させる可愛らしい顔立ちの人なので4人とも死んでからスタートとはいえ電話で2時間後に通じてるんだからバージル刑事よ、助けてくれー!と祈ってしまいました。

時間を2時間超えてしまう電話というのもなんでだろうと考えてしまいましたが、もしかしたらバージルを呼び寄せるために、、?とか色々考えてしまいます、OPのおどろおどろしいフードを被った集団も罪人を狩る執行人だったのかなぁ?

filmarksのパッケージがいかにもB級な要素てんこもりバッチコーイなジャケットなのでうーんと思うかもしれませんが、ホラーとしてもタイムループとしてもきちんと説明してくれる良作でした。