カンパッチー

フローラとマックスのカンパッチーのレビュー・感想・評価

フローラとマックス(2023年製作の映画)
4.3
ジョン・カーニー監督の中では画面など雰囲気若干暗めですし、挿入歌も少なめですが内容はとても良いです。
若くして親になったフローラが未熟のままで親になってしまって、それでも世間は自己責任と片付けて息子の素行の悪さなど全て彼女の責任に押し付け、誰も彼女と寄り添おうとしない、そんな息子含めはぐれ者たちに優しく寄り添う音楽な作品。

とにかくジョセフ・ゴードン=レヴィットが好きなら義務として必ず観るべき作品といえるぐらい彼の魅力大爆発でした、私も1時間20ドルでギターを彼から学べるなら投げ銭も辞さないぐらい使い込むに違いないと思います、ほとんどこの作品の挿入歌はジョセフの歌が多いんじゃないかな?

今作、ヒップホップやエレクトロ、打ち込みの曲が多いのも特徴的でした、とにかくフローラやマックスにイライラしたとしても最後の最後の曲で全ての母親への賛美歌というか曲が素晴らしいので観て欲しい、親じゃないけど泣けました、毎回Appleオリジナルには思ってしまいますが、Appleユーザーしか観れないなんて勿体なさすぎるぐらい全人類に見てほしいです、ジョセフのセクシーさを!