カンパッチー

シーズ・オール・ザットのカンパッチーのレビュー・感想・評価

シーズ・オール・ザット(1999年製作の映画)
3.3
マイ・フェア・レディしかりダサい子を変身させるストーリーというのは王道ですよね、アメリカのティーンムービーは時代が違ってもある程度枠組みがしっかり決まっているのでいつ見ても楽しく観れます。

しかし賭けの対象でプロムクイーンにするためにレーチェル・リー・クックを選ぶという時点でメガネをしていようが中身が根暗だろうが可愛さを隠しきれてないだろうが!!と。あんな根暗なレイニーをクイーンにするよりぽっちゃりデブをプロムクイーンにする方が簡単だぜ!とかザックは言いますが、お前gleeシーズン2のローレンじゃないんだからそうそう選ばれねぇよ、ぽっちゃりデブはさぁと言いたい!!

主演2人ともなんだかんだ真面目で好感の持てるキャラなのですが、ザックがゲームから本気で惚れるまでの心境の変化やレイニーが見違えてからの周囲の反応の変化など描写が少ないんですよね、、いきなりプロムクイーンの候補者に選ばれてるし、もっとレイニーがモテてザックが自分が彼女を磨いたのにと慌てる場面などがあれば良かったのにな、、あと何より失敗したのは、これより先にクリス・エヴァンスのパロディ版を観ていたという事ですね、まんま同じ内容のパロディじゃないか!無駄に全裸だったクリス・エヴァンス以外!