ぜにげば

君の膵臓をたべたいのぜにげばのネタバレレビュー・内容・結末

君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

全ての展開が読めてイライラする。
通り魔の伏線とか貼る意味ないのになんで貼ったんだろう。
唐突に通り魔が現れた方がいいのに、通り魔の伏線のせいで、ああ刺されるんだなというのがわかる。
実写化デスノートの後編のオチで、Lがデスノートのルールを逆手に取り自分の名前を書いて死までの期日を確定させて存命するという手法があるが、その逆をこの映画で見たかった。
病気を患って余命が僅かという設定を見せることによって病気以外では死なないと思わせて、突然刺殺される。そういう展開であれば衝撃を受けていたかもしれないがほんとに平凡なストーリーだった。
主人公も何故か思い出を突然語り始めるし、北川景子にいい大人なのに友達になってくださいと言うしで全く理解できない。浜辺美波に関しては感情移入がそこまでできては行けないキャラなので結果的に誰にも感情移入ができない。
臭い少女漫画が原作なら分かるが小説が原作というのが衝撃。
ラスト、このタイトルにきっと涙するとか言っておいて最後に何も明かされなかったな。
最初からずっと悪い意味で一貫してる。
押し倒すところに関してはほんとに意味がわからない。1ミリも共感できない。ただ主人公の人間性がズレてるだけ。性欲もてあまして大変だな。
演技もなぁ…いいとは思えなかった。普通。
病気→死ぬ
それだけで物語を作らないで欲しい。
共病文庫を予期しない人に見られたら普通嫌だと思うけどなぁ…。
無数にある感動するコンテンツの中からこれをチョイスするなんてことは絶対にない。時間の無駄だった。
よく似た設定で、セリフ、キャストの演技、カメラワークや色などの映像メイン以外のキャラなど全てにおいてこの作品を上回る作品の四月は君の嘘(実写はダメ)のアニメを先に見てしまったことがこういう感想を持ってしまう原因でもある。
どちらにせよ上位互換(もはや互換性も無いかもしれない)があるので見る意味は無いかな。
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