このレビューはネタバレを含みます
あれだブロークバック・マウンテンだったよ。周りに暴力、犯罪が蔓延、親はヤク中て黒人映画によくある設定なんだけど、他と大きく違うのが主人公が内省的なゲイなんだよ。まず、このスラム的世界でサバイブ不可能な雰囲気が濃厚でハラハラした。純水すぎて心身ともにグラグラなんだよ。
だけに、大人になってタフなプッシャーになったのには驚いた！
でも、彼は野心とかじゃなく、流されてタフにならざるを得なかっただけだから、不安や孤独は少年の頃のままなんだよな、影のある表情にこっちの胸にも寂寞感が宿ったよ。
だからこそ、自分の気持ちを安心して預けられる人を求めて幼馴染みに会いに行ったんだね、とりあえずハッピーエンドでよかった！
あと、これだけ黒人男性を艶かしく撮った映画はないよね笑
