ハンコ課長

女神の見えざる手のハンコ課長のレビュー・感想・評価

女神の見えざる手(2016年製作の映画)
4.3
しびれる面白さだった。

目的のためなら手段を選ばない鉄の女が主人公。
信念の力といわれるが、異常なまでの“仕事中毒”にもうつる。
寝るのも食べるのもおざなりにして、全てを仕事に注ぎ込む。

だけど男娼は金で買い、性欲だけはしっかり発散する。まるで『善き人のためのソナタ』。しかし、この女はあのハゲのように情に流されたりはしない。鉄の意志で突き進む。

そしてもう一つの見所は主人公のファッションがとてもカッコいい!強さをアピールしつつ美しさを失わないハリウッドのトータルコーディネート。

最後のどんでん返しまでビッシリと計算された職人たちによる丁寧な仕事にお腹いっぱいでした。
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