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サクラダリセット 後篇のKUBOのレビュー・感想・評価

サクラダリセット 後篇(2017年製作の映画)
3.0
3月7本目の試写会は「サクラダリセット 後編」。「前編・後編イッキ観試写会」での観賞です。

前編はプレミアでレヴューしましたが、奪われた美空の能力「リセット」を取り戻す戦いと、咲良田の魔女の秘密が明かされるまでを描いて、最高にワクワクするラストシーンで終わった。期待マックスでの後編観賞です。

後編では、満を持して登場する管理局の幹部「浦地(及川光博)」が、咲良田から能力者を一掃しようと動き始める。ケイは浦地の陰謀を阻止するべく、仲間の能力者たちと立ち上がるが、果たして…

まだ前編も公開前なので、あまり多くは語りませんが、能力者同士の戦いを描いた前編と比して、「咲良田」の「成り立ち」や「これから」の理念や理想への戦いを描く後編は、戦いよりも「語る」シーンが多く、理屈っぽくて地味な印象。わかりやすい盛り上がりがないので、ストレートなカタルシスは得られない。(期待しすぎちゃったせいかも?)

ただ、若いキャストたちの輝きを切り取ったフィルムとして価値はある。特に、本作のキーパーソンで謎の同級生を演じた平祐奈の美しさは特筆もの。今後も出演作が続くだろうが、本作は特別なものとして残る予感がする。

flumpool による主題歌も心に残る。
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