前半は面白い。日本のホラーの様に何が起こるのか分からぬ恐怖。凄く怖い。
(以下ネタバレ)
司法解剖で持ち込まれた死体。外傷はなく綺麗なまま。ところが解剖を始めると口から紐が出てくるわ、遺体から出ない筈の赤い血が出るわ、内臓には切り傷が多数。
突然鳴り出すラジオ。聞こえて来た歌の歌詞が気持ち悪い。
助手をしていた息子は今日は止めて明日続きをしようと言うが父は止めようとしない。皮を剥ぐと皮の内側に呪文の様な物が書かれている。どう考えても異常だ。
とうとう父も逃げようと言い出す。が、時は遅し、ドアは開かなくなってて電話も通じなくなった。
建物内に何者かがいる気配。死体を燃やすが建物に火が着きそうになり消火。するとラジオからまたあの奇妙な歌が。逃げられない♬と歌っている。直後に父に異変が。父の内部で何かが起こっている。骨も折れた。がしかし外傷はない。
警察がやっと来たがその時既に父子は死んでいた。警官が元の遺体を運びだし車で移送中カーステレオからあの奇妙な歌が。
何だか詐欺にあったような終わり方。何かもっとちゃんとした理由が説明されると思って観てたのに結局魔術とか呪いの類いかな?ぐらいの曖昧な終わり方。前半面白かったどけにもう少し何とかならなかったのかと思う。