このレビューはネタバレを含みます
検死解剖というある種の唯物的なアプローチを通じて肉体としての胸腔が開かれる事により、表象としての怪奇が剥き出しになって否応無しに心がこじ開けられ、ついに観念としての呪いが心的承認を獲得して解き放たれていくのだというワケでありまして、あくまで物質を契機とした唯物的オカルティズムに、健全なホラー精神を宿している可愛いヤツ。
2ちゃんねるのオカルト板的には「リョウメンスクナ」というかなり穏やかでない即身仏の話があって、行く先々で遺体が災厄を振り撒くという意味では今作の「ジェーン・ドウ」と本質は同じなのですが、そもそも「ジェーン・ドウ(=名無しの権兵衛)が呪詛を撒き散らす」ってコレそのまんま2ちゃんねるじゃないですかやだー怖い!!!!!
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