ジェーンドウとは、名前(身元)のわからない女性を意味し、訴訟などで身元を明かしたく無い場合にも使用されたりする。
美しい死体には裏がある。
そんなストーリーだ。
不気味な雰囲気が続く感じがたまらなく好みだった。
タイトルに『解剖』とあるだけあって、ぞうきや身体をバンバン切っていくので、血液関係が苦手な方は鑑賞注意である。
本作を鑑賞するにあたって『何をもって死とするか』と言う点にも着目してみて欲しい。
因みに余談だが、現在は『死斑』が出たら死亡となるらしい。
密室映画的な要素と謎解き、更には聖書まで出てくるのでミステリーのような側面も持ち合わせている。
本作は、新しいことへチャレンジしつつ定番も抑えている良い作品だった。