そうして私たちはプールに金魚を、のゴン吉のネタバレレビュー・内容・結末

これは2012年の夏に埼玉で実際にあった話だ。

4人の女子校生の心の閉塞感を描いています。
何となく友達とつるんで、ゾンビのように生きている彼女たち。
夏祭りの夜に金魚すくいの屋台の店番を頼まれる。
プールで泳ぐ金魚の姿はキレイだろうと思って勝手に中学校のプールに400匹の金魚を放流してしまう。
しかし夜なので暗くて、彼女たちはプールを泳ぐ金魚を見ることが出来なかった。
結局……
ない、ない、ない、ない　
それでも「私はいま生きている♪」

金魚には色々なメタファーが込められている。
映像も工夫があり見応えあった。　

「君はここから出られないのだ、夏！」

第33回サンダンス映画祭短編部門でグランプリを獲得。